SEO対策と一口に言っても、取り組む範囲によっていくつかの分類があります。その中でも「1つひとつのページの中で行う最適化」を指すのがオンページSEOです。「ページ内SEO」と呼ばれることもあります。
この記事では、オンページSEOの基本的な考え方から、具体的な施策一覧、そして混同しやすい「内部SEO」「コンテンツSEO」との違いまで解説します。
オンページSEOとは何か
オンページSEOとは、個々のWebページの内部要素を最適化することで、検索エンジンからの評価とユーザー体験を高めるSEO施策のことです。タイトルタグ・見出し・本文・画像・内部リンクなど、そのページのHTMLやコンテンツそのものに手を加える施策が対象になります。
内部SEOの中の位置づけ
SEO対策は大きく「内部SEO」と「外部SEO(被リンク獲得など、他サイトからの評価を高める施策)」に分けられます。さらに内部SEOは、サイト全体の土台を整える「テクニカルSEO」と、ページ単位で最適化する「オンページSEO」に分けて考えることができます。
また、「コンテンツSEO」はユーザーの疑問に応える記事を継続的に作る取り組み全体を指す、より広い概念です。オンページSEOはその記事1本1本の中で「検索エンジンに正しく評価してもらうための調整」を行う作業、と捉えるとイメージしやすいでしょう。
オンページSEOの主な施策一覧
タイトルタグの最適化
タイトルタグにメインキーワードを含め、ページの内容を正確かつ魅力的に伝える文言にします。オンページSEOの中でも優先度が高い施策のひとつです。
見出し構造の最適化
H1・H2・H3という見出しの階層を整理し、キーワードを自然に含めながら、記事全体の論理構成をわかりやすくします。見出しを見るだけでページの流れが把握できる状態が理想です。
本文コンテンツとキーワード配置
ユーザーの検索意図に応える内容を、自然な文章で盛り込みます。かつては「キーワードの出現回数」が重視されましたが、現在は不自然な詰め込みはむしろ評価を下げる要因になります。読みやすさを優先しながら、関連する言葉を自然に使うことが大切です。
画像のalt属性
画像にalt属性(代替テキスト)を設定し、画像の内容をテキストでも検索エンジンに伝えます。画像検索からの流入や、アクセシビリティの向上にもつながります。
内部リンクの最適化
関連するページ同士を内部リンクでつなぐことで、ユーザーの回遊性を高めるとともに、検索エンジンがサイト全体の構造を理解しやすくなります。アンカーテキスト(リンクの文言)にも、リンク先の内容がわかる言葉を使うのがポイントです。
URL構造の最適化
ページのURLは、内容が推測できる簡潔な文字列にします。日本語や意味不明なパラメータの羅列は避け、英単語で構成するのが一般的です。
メタディスクリプションの設定
検索結果でタイトルタグの下に表示される説明文も、オンページSEOの一部です。順位への直接的な影響は小さいとされますが、クリック率を左右する重要な要素です。
オンページSEOに取り組むメリット
オンページSEOは、外部からの被リンク獲得のように他者に依存する施策ではなく、自社の努力だけでコントロールできる点が大きなメリットです。特別なコストをかけずに着手できる項目も多く、SEO対策の中でも最初に取り組みやすい領域といえます。
オンページSEOの注意点
オンページSEOを進める際に気をつけたいのが、似たテーマのページを複数作ってしまい、同じキーワードで自サイト内のページ同士が競合してしまう状態です。これは「カニバリゼーション」と呼ばれ、Googleがどのページを優先すべきか判断できず、評価が分散してしまう原因になります。ページごとに狙うキーワードと検索意図を明確に分けて設計することが重要です。
まとめ:オンページSEOは今日から着手できる施策
オンページSEOは、タイトルタグ・見出し・本文・alt属性・内部リンクなど、ページ単位で調整できる項目の集合体です。外部SEOのように相手の協力が必要な施策と違い、自社の努力次第で今日から着手できるのが特徴です。
まずは自社サイトの中でもアクセスの多いページから、この記事で紹介した項目をひとつずつチェックしてみることをおすすめします。
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