【顧客向け】ウェブ集客を成功させるSNS戦略

2016年は主に、SEO(検索エンジン)対策用のブログの書き方を勉強して頂きました。例えばタイトルの重要性などなど。改めておさらいしたい方は以下のページをご参照ください。

ブログタイトルが重要なワケ↓

https://sinciate.co.jp/title-is-most-important/

ページの滞在時間を長くし、ユーザーが読みやすい文章を書く時のポイント↓

https://sinciate.co.jp/easy-to-read/

検索対策するべきキーワードの見つけ方↓

https://sinciate.co.jp/find-seo-words/

2017年 なぜSNSの対策をするのか

前提条件として、ヘアサロンへのウェブ集客を行う上でもっとも重要なのはSEO対策であり、Google や Yahoo! から検索でのサイト流入が集客出来るか出来ないかを決めます。

つまり、ブログでの対策が必要なことは以前と変わってはいません。

しかし、SEO対策をする上でグーグルが検索で上位表示する基準は日々変わっており、僕自身がこのブログを運用する上で、SNSの評価比重がかなりの割合を占めていることがわかりました。

どんなに良いタイトルをつけて、どんなに良い記事を書いていても、SNSで拡散されないページは検索でも上位表示することができません。ですので、2017年はSNSでの対策を強化していきます。

SEO対策のおさらい

SEO対策の評価基準はGoogleにより年々変更されていますが、「検索ユーザーにとって最も良い情報を提供しているサイトを評価する」という基準は10年以上前から変わっていません。

過去のSEO対策での評価基準

  • 対策キーワードがページ内にたくさん入っていた方が良い(過剰な対策としてペナルティになる危険性あり)
  • ページランクが高い方が良い(ページランクは廃止)
  • 被リンクが多い方が良い(過剰な対策としてペナルティになる危険性あり)
  • ドメインが古い方が良い(古くなくても上位表示します)
  • ページ数が多い(多くなくても上位表示します)
  • 更新回数が多い方が良い(多くなくても上位表示します)
  • 文章が長い方が良い(長くても評価の低いページもあり)

Googleは過去にたったの一度も評価基準を明記していませんが、過去を遡ればこれらが評価基準になっているのではないかとウェブ関連企業では話題になっていました。そして、これらの対策をしていると実際に検索に上がるようになっていました。

しかし昨今では、上記のような対策だけが必ずしもSEO対策になるわけではないことも事実です。

近年のSEO対策評価基準の予測

  • ページの滞在時間が長い(ある程度の文章量が必要)
  • 流入ページからサイト内の別ページへ遷移している(サイトから離脱しない)
  • SNSでのシェアやいいね!の数(twitterのライクやリツイート含む)

SNSが必要になったとわかったのは、僕自身がこのブログを始めたことがきっかけです。以前はSNSにリンクしなくてもアクセスが集まった記事が、なぜかアクセスが集まらない。。年明けからSNSで記事をいくつかfacebookやtwitterに投稿したところ、もちろんfacebookなどからのアクセスもあったのですが、検索でも表示されるようになりました。

また、各サロンのアクセス数を比較した際に、facebookからのサイト流入数と全体のサイトアクセス数は相関性があることも見て取れます。

ちなみに、昨年パクリ情報満載ということで一時閉鎖しているDNAが運営するウェブサイト「WELQ」では、1記事あたり8,000文字以上と決めて運営していたようです。(この記事は約2,500文字)

SNS対策で具体的にやること

ここからは、今年の取り組みで実際にやることを4つの流れでまとめます。

1. 個人のfacebookアカウントを作る

ほとんどの方がfacebookアカウントをお持ちだと思いますが、特に若いスタッフさんはアカウントを持っていないことがあります。まずは個人のfacebookアカウントを作りましょう。

2. ヘアサロンのfacebookページを作る

お店のfacebookページがあるサロンはそのままでOKです。facebookページをお持ちでないサロンは、個別でご連絡いたします。facebookページの管理者として僕を追加していただくと、より詳細な数字(リーチ数など)を見ることが出来るので、できれば追加して頂きたいです。

3. ブログ更新時にサロンのfacebookページでシェアする

ブログをfacebookページへとシェアします。facebookページへ自動投稿するアプリ等もありますが、facebookページへの誘導がしづらいので使いません。

facebookページでのブログシェアの方法はこちら。

https://sinciate.co.jp/facebook-share-from-smartphone/

4. そのfacebookページの投稿を個人アカウントでシェアする

こうすることでシェア数を増やすことができます(個人とサロンで)。更に、facebookにはエッジランクという仕組みが存在していると言われています。これは、関係が良い「友達」の記事がフィードに流れやすいという仕組みです。また、定期的に発信している「友達」の記事も自分のフィードに流れやすくなっています。

「友達」に対して自分のエッジランクを上げる意味でも、定期的な更新が重要となります。

※ その他

facebook での拡散を増やすために以下の内容も充実していきたいと考えています。

  • 個人のfacebook友達の増加
  • サロンのfacebookページのフォロワー(いいね!)増加
  • ウェブサイトへ誘導しやすいfacebook投稿時の誘導文句

SNS対策の効果測定と目指すところ

SNS対策が上手く出来ているか出来ていないかの判断・効果測定は、facebookからウェブサイトの流入数で判断します。

月別(もしくは週別)にfacebookからウェブサイトへの流入数を見て、それらの数値が前月を上回っているかどうかを判断基準とします。

具体的には1年で、2倍〜3倍程度に増やしたいと考えています。facebookからの流入がこの程度増えれば、サイトへの検索流入(SEO対策の効果)も増えるはずと予測しています。

常軌を踏まえ、2017年のウェブ対策はSNS対策の強化を行っていきます。

昨年お話ししたこと、そのほかのことなどはこちらにまとめています↓

三上 龍志|株式会社シンシエイト
この記事を書いた人
三上 龍志|株式会社シンシエイト
2005年からWeb制作に従事。システム開発ベンチャーでエンジニアとしてWeb開発、Webコンサルティング会社でマーケター・新規事業開発を経て2015年に当社を創業。顧客の成果に顧客よりも本気になることをテーマに、Webを通じて顧客の事業を加速させるために日々奮闘中。
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