SEOでWeb集客する方法を社長に聞いてみた Googleサーチコンソールの編

こんにちはディレクターの中西です。
前回に引き続き、今回はGoogleサーチコンソールの使い方を社長に聞いてみました。
 

実際こんなお悩みを抱いている方のためになる記事です。

「これからSEO対策を始めるにあたって、何をすべきかわからない…。」
「なんでGoogleサーチコンソールをみないといけないのかが分からない…。」
「やってみたいけど、始め方や使い方が分からない…。」

 

<本記事の内容>

・Googleサーチコンソールを使うべき理由
・Googleサーチコンソールの導入手順・初期設定の手順
・Googleサーチコンソールの基本的な使い方


Googleサーチコンソールを使うべき理由

中西「SEO対策としてGoogleサーチコンソールを使った方がいい理由が分かりそうでやっぱり分かりません!」

社長「んー想像してみてほしいんだけど、例えばすごくいいサイトを作ったとして、誰にも見られないとしたら、どう思う?」

中西「悲しいです!!!!」

社長「逆に、作ったサイトが多くの人に見てもらえたら、どうかな?」

中西「自社のサービスや採用などが知られる機会が多くなります!」

社長「そうだね!Googleサーチコンソールは、そのサイトがググられた時にどのように検索結果に表示され、どのキーワードが効果的なのかが把握できる。これによって、検索エンジン上での可視性を向上させ、ターゲットのユーザーにアピールできるようになるんだ。」

Googleサーチコンソールでできること

社長「具体的には、こんなことができるよ」

・ユーザーがどのキーワードで検索したか
・どのキーワードが何位に表示されているか
・実際にアクセスに結びついたキーワードは何か
・正しく検索データベースにインデックスされているか

新人社員「検索におけるサイトのパフォーマンス全般を確認することができるんですね。」

社長「そうだね。特に、検索順位や実際にアクセスにつながったキーワードを確認することで、ユーザーのニーズの発見やSEO効果の検証・改善に役立つね。SEOを活用して集客を強化したい場合、Googleサーチコンソールは必須のツールと言えるでしょう。」

Googleアナリティクスとの違い

中西「ちなみに、Googleアナリティクスとの違いもよく分かりません!」

社長「GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスは共にデジタル分析の重要なツールだけど、使う場面が異なるんだよ。」

Googleサーチコンソール : ユーザーが検索エンジンを通じてWebサイトに訪れるまでの過程を解析する

Googleアナリティクス  : ユーザーがWebサイトに訪れてからの挙動を分析する

つまり、ユーザーがググって検索結果に表示されたWebサイトにアクセスするまでを分析するのがサーチコンソール、Webサイトにアクセスした後の行動を分析するのがアナリティクスだよ。

 

Googleサーチコンソールの導入方法・初期設定の手順

中西「Googleサーチコンソールの重要性が分かりました!
   実際これから始めるとしたら、どういった手順で始めたらいいですか?」

社長「まずGoogleアカウント事前登録が前提になるよ。あとは以下の手順通り」

手順1. ログイン
手順2. プロパティタイプの選択
手順3. Webサイトの所有権の確認

 

手順1. ログイン

公式Googleサーチコンソールの「今すぐ開始」をクリック

公式Googleサーチコンソールにアクセスし、「今すぐ開始」ボタンをクリックしましょう。
【公式】Google サーチコンソール

Googleアカウントにログイン

Googleアカウントにログインして、まずはGoogleサーチコンソールの設定を行います。これにより、Webサイトのオーナーとして認識されます。ビジネス目的でWebサイトを運用している場合は、ビジネス用のGoogleアカウントを作成することがおすすめだよ。

 

手順2. プロパティタイプの選択

プロパティタイプが2つあり、「ドメインプロパティ」と「URLプレフィックス」と呼ばれている。
(「プロパティタイプ」とは、ここでは「登録するURLの形式」のことだよ。)

複数のサイトがある場合には「ドメイン」、1つしかない場合には「URLプレフィックス」がおすすめ。

 

手順3.Webサイトの所有権の確認

手順2で登録したWebサイトが自社の管理物であることを証明する必要がある。Webサイトの所有権を確認する方法は複数用意されているため、以下の方法を選択して進めましょう。

HTMLファイル

Googleが推奨する方法。
ファイルをダウンロードし、FTPソフトを利用して自社のWebサイトのドメイン配下にファイルをアップロードする。Googleがファイルのアップロードを確認できた時点で手続きは完了。

HTMLタグ

登録画面に表示されるHTMLタグをWebサイトのHTMLコードに貼り付ける方法。貼り付ける位置は指定されているため、注意して手順を読んで対応しましょう。

Google Analytics

アナリティクスにログインして確認することも可能。ログインする際には、所有権を確認するために必要な編集権限を持ったアカウントでログインする必要ある。

Googleタグマネージャー

トラッキングコードや関連コードを一括で管理できるタグ管理システム「Googleタグマネージャー」にログインして確認する方法もある。Googleタグマネージャーは、Googleアナリティクス上からもログイン可能。

自身が権限をもっているかどうかを確認したい場合は、Googleアナリティクスのアカウントやプロパティを選ぶ画面でタグマネージャーのアイコンをクリックしてみましょう。

ドメイン名プロバイダ

DNSレコードに記述を追加して所有権を確認することも可能だけど、難易度は高め。

 

Googleサーチコンソールの基本的な使い方

1. 検索パフォーマンス

Webサイトがどのキーワードで検索されているかを確認できる。以下の項目を把握し、直近1か月間の動向を分析すると良いでしょう。

クリック数 : 検索画面上でクリックされてる合計回数
表示回数 : 検索画面上で表示されてる合計回数(クリックされたかは関係なし)
平均CTR (クリックスルー率) : 表示されるページのクリック率 (クリック数 / 表示回数 )
平均掲載順位 : 検索結果の順位

2. URL検査

Webページのインデックス状況(Googleに登録されているかなど)が詳細に分かる。新しい記事や既存記事の変更後に正しくインデックスされているかを確認し、必要に応じて最新のページ情報をGoogleに通知することもできる。

3.リンク

リンク機能では、外部リンクや内部リンクの状況をを確認できる。

外部リンク : 外部のサイトが自社のURLを貼ってくれている
内部リンク : 自社のサイト内のリンクの状況

外部リンクでは被リンクの数や上位のリンク元のサイトの把握、内部リンクではサイト内部のリンク戦略を見直す要素として活用できる。

4. Googleアナリティクスとの連携

GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスを連携させると、アナリティクスの管理画面で検索パフォーマンスを確認できるようになる。
1つのツールで「検索パフォーマンス」と「サイト内部のデータ」が見られるようになるため、使いやすくなるでしょう。

Googleアナリティクス上でデータ共有を設定する方法

手順1. Googleアナリティクスにログイン後、左側のサイドメニューから「管理 (歯車マーク )」をクリックし、「Search Consoleのリンク」を選択します。

手順2. 「Search Consoleのリンク」の右側に表示される「リンク」をクリックして「リンクの設定」画面に移動します。

手順3. 紐づけるGoogleサーチコンソールのアカウントと、GA4のウェブストリームを選択

手順4. Googleアナリティクスのサイドバーから「レポート」の「ライブラリ」に進み、対象のSearch Consoleの編集から公開をクリック。

上記が完了すると、サイドバーの「レポート」からGoogleサーチコンソールのデータが見られるようになる。
注意点としては、アナリティクスのプロパティとサーチコンソールのプロパティは、1つずつしか結びつけることができない。そのため、アナリティクスで複数のサブドメインを統合して計測する場合は、サーチコンソールの所有権の確認時に、複数のサブドメインを計測できるタイプのドメインプロパティを選択することがお勧めだよ。

まとめ

中西「今回社長に聞いて分かったことは、Googleサーチコンソールは検索エンジンでのWebサイトの動きを詳しく調べられるツールということです。
優れた分析機能なのに無料で使えるので、Webサイトを管理していたら欠かせないですね!
Googleサーチコンソールを使いこなせば、ユーザーのニーズを分析し、同時に検索エンジンに最適化することができます。これによって、Webサイトにアクセスが増える可能性が高まると言えます。」

中西 さつき|株式会社シンシエイト
この記事を書いた人
中西 さつき|株式会社シンシエイト
株式会社シンシエイト|恩を繋いで世の中へ笑顔を増やす|ディレクター|大学院修士課程 修了|バレーボール全国大会制覇|ワクワクすることが大好き
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