アイドルに学ぶギブアンドテイクの作法

こんにちは、三上龍志です。

「世の中はギブアンドテイクだ!」なんて言う人もいるなーなんて思いながら、今日はそもそも「ギブアンドテイク」って違うんじゃないの?ってお話です。

今年からアイドルに携わっていて、いろんなアイドルの動向を見るようになりました。

結果から言うと「ギブアンドテイク」はナンセンス。「ギブビフォアーテイク」です。間違いなく!

 

アイドルの目標は「稼ぐ」「売れる」「有名になる」「歌手になる」「役者になる」「アイドルになる」と様々だと思います。

多くのアイドルはそのために自らを商品として売り出すわけです。

 

その中での失敗パターンを見つけました。それは。。

「私頑張ってる。」「こんな辛いことにも立ち向かっている。」「だから応援して!」っていう思いが見え見えで、そうすれば応援してもらえると思っているアイドルが結構な数いるんですよね。

総じてあんまり人気ないんです。(例えばtwitterのフォロワー数・リプ数とか)

 

ファンの心理としては「応援したい」という気持ちは確かにあると感じているのですが、入り口が全く違うんですよね。上記のアイドルたちは基本「ギブ」がスタート。欲しい、私のために応援して、がスタートなわけです。

ファン(然り見てる人)だってバカじゃないし、そんなの見え見えなので応援しないんでしょうね。ファンになろうと思えない。

 

ファン側の立場だって自分が楽しくなりたい、元気になりたい、幸せになりたいとかいろんな思いがあるわけで、そんな独りよがりなアイドルは応援されないですよね。

それよりも、見ていて元気が出るようなアイドルが応援したくなる。

 

つまりアイドルから先に「テイク」。与えること。ファンや見た人を楽しく・幸せにすること。

そうすると本当のファンができる。好きなアイドルに「応援して欲しい」って言われたら応援したくなりますよね。

 

高額な有料のセミナーの釣り文句でもよくありますけど、「与えたらいずれ自分に返ってくる」みたいな話に近くて、まずは自分から「ギブ」してった方が楽しいし気持ちよいですよね。

 

ギブせずにテイクばかり求めていませんか?

三上 龍志
この記事を書いた人
三上 龍志
2005年からWeb制作に従事。システム開発ベンチャーでエンジニアとしてWeb開発、Webコンサルティング会社でマーケター・新規事業開発を経て2015年に当社を創業。顧客の成果に顧客よりも本気になることをテーマに、Webを通じて顧客の事業を加速させるために日々奮闘中。
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