チラシ配りを上手に効率良く受け取ってもらう方法

チラシ配りを効率UP!

こんにちは、ストーリーコンサルタントの三上です。

チラシ配りやティッシュ配りって大変な仕事ですよね。「どうしてこんなに受け取ってくれないの?」「ティッシュ無料だよ?」「もうこんな仕事イヤだ!」なんて思うでしょう。

はたまた、この広告手法を使う企業としては、「チラシ配って効果あるのか?とりあえずやっとくか。」と思う程度で取り組んでいるのではないでしょうか。

今日は「あのチラシ受け取っておけばよかった!」と思ったお話です。

チラシ配りを効率UP!

○○配りは基本ノーサンキュー

街頭でチラシやティッシュを配って広告するという手法は以前からある方法ですが、僕は受け取らずに、「すみません、結構です。」という心の声と共に、軽い会釈で全ての「○○配り」をかわしています。

自宅近くを歩いていた時にチラシ配りをしている女性がいました。人通りが少なかったので、確実に僕にチラシを渡すために一歩、また一歩と近づいてきます。

僕には関係ないチラシだろう」「どうせまた分譲マンションだ」「マンションに興味はない」と、話しかけられる前にいつも通り軽い会釈をして通り過ぎました。

僕の肩が女性を通り過ぎた頃、彼女は言いました。

ドイツのビールが飲めるイベントやってます。本日16時から無料で入れます。

んんっ!?それは興味ある!わかってたら受け取ってたよ!でも戻って受け取るほどの興味はないんだけど!

非常に惜しい、と感じました。僕が会釈する前にその情報が耳に入っていたら僕はあのチラシを受け取っていて、今頃誰かを誘って今日は15時で仕事終わり!と決めていたかもしれません。

彼女がその言葉をあと3秒早く言っていれば集客に成功したかもしれない。

内容を知る前からそのチラシもティッシュの広告も自分には必要ないと思っている

恐らくほとんどの人がチラシやティッシュは受け取らないんじゃないかと思います。

過去の経験則から「自分にぴったりなチラシだ!」「こんな広告の入っているティッシュが欲しかったんだ!」なんて人はきっと皆無でしょう?

だから○○配りの人が見えて自分に向かってきてるとわかった時点で、ほとんどの人はガードを上げて受け取らない。「私には必要ないものを押し付けてくる人だ!」って。

単純作業も工夫してみよう

チラシ配りやティッシュ配りの方に、「すみません、結構です。」と思う背景には、10年以上前に僕がティッシュ配りをした時に「全然受け取ってくれない!ティッシュ無料なのに!ティッシュいらないんですか!?」と感じたことがあります。

クロネコヤマトで有名な配送業者ヤマト運輸のアルバイトをしていた当時、新しいキャンペーンかなにかで、早朝から東京は四谷や麹町近辺で通勤中のサラリーマンに向けてティッシュを配ってたんですね。

全然受け取ってくれないし、なんなら冷たい目線、もう心が折れそうになりました。確実に予定時刻には配り切らないという状況。

2人1組でやってたので相方と急遽作戦会議をした結果、「なんか面白いことやってとりあえず笑わせよう!」ということになり、渡す手前にくだらないことを言ったり当時流行っていたモノマネや、くるっと1回転してから渡してみたりいろんなことを試しました。

その結果、作戦成功

格段に受け取ってくれる人が増えて、なんとか予定終了時刻に全部配り切ることに成功。

大手はコスプレ(?)やキャラクターの着ぐるみを使ってチラシ配りしてますもんね。

ただ、できれば効果が高い工夫をしよう。

「配り切る」という目標は達成したのでそれはそれでOKだったのですが、今思えばそれが果たして広告効果が高かったのかというと怪しいところ。

○○配りは地域・場所などである程度ターゲティングはできるものの、基本的にはマス広告・無差別情報投下広告手法なので、効果を高めるには無差別の中でも「対効果が高いユーザーに確実に渡す」「内容を見てもらう」の2つが必要です。

ドイツのビールのチラシであれば「ビール好き」に受け取ってもらうのが対効果高いですよね。

僕がドイツビールイベントのチラシ配りをするなら

歩行者が「私には関係ない!」のガードをあげる前に「不動産じゃないよ!ドイツビールだよ!」ということを伝える必要があります。まずは視覚から入ります。

・「○○種類のドイツビールが飲める!16時から入場無料!」A1ないしはA2くらいのポスターで四方に打ち出す
・目立つような奇抜な格好をする
・ビール瓶を持ちながら配る

視覚的に何の事か理解してもらった上で、その後に聴覚を刺激!

・「アフターファイブに、ドイツビールにジューシーなドイツソーセージいかがですか?」

これでビール好きはイチコロです。ビール好きはこの後仕事には手がつかず、ドイツビールとジューシーなソーセージで頭の中はいっぱい。17時まで仕事手付かずです。仕事してるフリしてパソコン画面はドイツソーセージになってしまうのです。

チラシ配りかティッシュ配りやってみようかな

そう考えると、まだまだチラシ配りやティッシュ配りってやり方ありそうですよね。
しかも完全にマニュアル化できそうだし、簡単。

実際に配ってる方は、ちょっと工夫すればもっと楽になると思います。

企業としてはマニュアル作ってあげればもっと効果あげられると思います。

 

いかがでしたでしょうか。○○配りのご参考まで。

三上 龍志|株式会社シンシエイト
この記事を書いた人
三上 龍志|株式会社シンシエイト
2005年からWeb制作に従事。システム開発ベンチャーでエンジニアとしてWeb開発、Webコンサルティング会社でマーケター・新規事業開発を経て2015年に当社を創業。顧客の成果に顧客よりも本気になることをテーマに、Webを通じて顧客の事業を加速させるために日々奮闘中。
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