ブランディングとは?ユニクロとディズニーランドを例に考察してみた

BRANDING

こんにちは、株式会社シンシエイト三上です。

Web制作の相談で「ブランディングしたい」というオーダーがたまにあって、直近でも相談を頂いたので、頭の中にあった「ブランディングってなんぞや?」を明文化しました。

ユニクロとディズニーランドはどんなブランドなのかを考えて、シンシエイトというブランドとはなにか?も再定義しました。

ブランドとかブランディングっていう言葉自体が漠然としてるので、ちょっと分かりづらいところもあると思うのですが、ブランドを毀損するケースを考えるとイメージしやすいです。

300万年前からnoteにブログを綴ろうと思いながら、結局書いておらずなんだかんだで初投稿になるので、皆様お手柔らかにお願いします。

ブランド・ブランディングの定義と目的

まずはブランドとかブランディングとかいう漠然とした言葉を定義しました。

ブランドとは

ブランドとは「提供価値」である、と定義しました。

「提供価値」とは、提供するサービスにおけるクライアントとの約束である。

つまり、シンシエイトは「これだけは裏切りません!」という約束のことをブランドと呼びます。

ブランディングとは

ブランディングとは「ブランドを表現している状態」のこと、と定義しました。

例えばWebサイトやブログ・SNS・パンフレットなど、会社名がついて表示されるものは全てブランディングです。

これは外部に向けてのものに限定されず、社内向けに発信されるものもブランディングだと考えいます。

もう少しブレイクダウンすると、具体的にはキャッチコピーや文章・企業理念などのテキストや、画像や動画およびデザインなどを含むビジュアル要素全てがブランディングです。

ブランディングの成功とは

ブランディングの成功とは「ユーザーが期待している価値と、体験・体感を通して感じた価値が一致する(もしくは期待を超える)こと」と定義しました。

さらには、ユーザー間でブランドが共通認識となっていることや、それが口コミとして浸透している状態がブランディングの成功だと考えています。

ブランディングの目的とは

ブランディングの目的は「長期的な利益の向上」と考えました。

  • インバウンドでの商談機会の創出(紹介や口コミ)
  • 競合比較された際の差別化
  • 営業受注率の向上
  • 同じ思いを持った人材の採用
  • 採用ミスマッチの防止

これらのことが実現すれば、ブランディングによる利益の向上が見込めます。

実際のブランド例を考えてみる

ユニクロとディズニーランドの例は完全に僕目線ではあるのですが、誰がみても大きく意見はズレないと思います。ズレないということは「ブランドが共通認識となっている」状態なので、ブランディングが成功しているということになります。

ユニクロの場合

ユニクロは安価で品質が良い。デザインはシンプルで使いやすいというブランドイメージ。

  • 高いものがない(誰もが手の届くような価格帯)
  • 品質が低いものがない安心感
  • どこにでも着れるようなシンプルでカジュアルな服・商品

これらのブランドを毀損するケースはこれらのことが想定されます。

  • 数十万円の価格帯の商品が連発される
  • すぐに破れるなど品質の低い商品提供
  • 奇抜すぎるデザインの商品発売

ディズニーランドの場合

ディズニーランドは夢のような空間で、性別・年齢・国籍など老若男女問わずどんな人でも楽しめる場所です。

  • 電柱や電線が見える場所にない
  • 草木や花が枯れていない
  • さまざまなほっこりする都市伝説

ディズニーランドのブランドを毀損するとすればこんなケースでしょう。

  • 汚水の匂いがして臭い
  • スタッフ(キャスト)が不親切・だらだら働いている
  • ミッキーマウスの中の人が出てきちゃう

(※ 中の人なんていないと信じています)

いかがでしょう、僕が考えるブランドの定義がイメージできるでしょうか。

では、株式会社シンシエイトのブランドとはなにか

これらをベースに当社のブランドはなにかを考えました。これらの考えを元にブランディングを行っていこうと考えています。

当社のブランドとはなにか?

今後、再考・熟考すると多少変わっていく可能性があるのですが、現時点では以下のように定義しました。

クライアントの成果を主体的に考え、クライアントの利益を最大化するため仮説を立てて検証する。

クライアントからのどんな相談でも、この約束だけは果たしますという明確な約束です。

ブランドを定義すると、具体的な行動指針がイメージできるようになります。

ブランドを確立するための行動指針

  • マーケット調査や競合調査から仮説を立てる
  • Webサイトを越えて戦略を検討・提案する
  • 成果のためなら議論や衝突を恐れない
  • 仮説・検証を繰り返す
  • チーム全体で1つの目的に向かって挑戦する
  • 検証結果に基づき新しい仮説を立てて追加提案を行う

反対にシンシエイトブランドを毀損するのはこんなケースです。

ブランドを毀損する行動

  • 戦略や意図のない画面設計やライティング・デザイン
  • 品質の低いWebサイト
  • 自分の意見なく言われた通りに動く
  • 自分の意見が通らなくて不貞腐れる・非協力的になる

ブランドは1日にして成らず

「シンシエイトってどんな会社?」と世の中のどこかでつぶやかれた時に、「あそこは本気でクライアントの成果のためにやってくれる会社だよ」とどこかの誰かが回答してくれた時に初めてブランディングが成功したことになります。

そうなるために、ブランドに基づいた行動を着実に1歩ずつ行う以外に方法はない!本当に。切実に。。。

顧客への価値提供を最大化する中で、関わってくれるメンバーが成長して楽しく仕事をしてくれたらこれまた最高。

そんな世界を作っていきます。

ブランディングやWeb制作をお考えの方は、是非当社にご相談ください。

制作メンバー(大体5〜6人)が本気のホンキで知恵を絞り、各自の経験をもとに戦略を練って仮説立て検証を行います!

三上 龍志|株式会社シンシエイト
この記事を書いた人
三上 龍志|株式会社シンシエイト
2005年からWeb制作に従事。システム開発ベンチャーでエンジニアとしてWeb開発、Webコンサルティング会社でマーケター・新規事業開発を経て2015年に当社を創業。顧客の成果に顧客よりも本気になることをテーマに、Webを通じて顧客の事業を加速させるために日々奮闘中。
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