電車内でのマナーモードがなぜ常識?マナー違反な理由に迫る。
こんばんは。三上龍志(@ryushi-m)です。
「電車内ではマナーモード」は常識であり、電車の車内アナウンスでは「電車内ではお静かに」などというのもあったようななかったような記憶をしています。
がしかし、その理由がまったく理解できない、理解不能だったので考察してみます。
みなさんは「電車内ではお静かに」についてどう思いますか?すんなり納得できる?僕はまったくすんなり納得できません。
そもそも東京近郊じゃ金曜日の終電間近の電車なんて、酔っ払いでごった返して酔っ払いの話し声が五月蝿くて仕方ないですしね。
なぜ、電車内では静かにしなくてはならないのか?
これについてはまったく理解ができません。理解不能。
鼓膜がはち切れんばかりのなんとかデシベルの音量で、何かのサウンドを出力しているとしたらそれは僕も自分の鼓膜を守るべく立ち上がります。
しかし99%の場合はそうではありません。
ぺちゃくちゃ喋ったり、電話で話したとしても大した音量にならないですよね。
とりあえずこの疑問については、一切納得できる回答を思いついた事がありません。
電車内ではペースメーカーをつけた方がいる
なるほど!それであれば、マナーモードではなく電源を切るという話になります。
また、ペースメーカーをつけている方は優先席付近の乗車を推奨されています。優先席以外の場所でも「マナーモード」であることが「マナー」なのです。さらには「車内での通話はお控えください」なのであります。
例えば他にマナーモードが推奨される場所とは?
例えばオーケストラのコンサート。
この場面では全ての人がオーケストラの奏でる音楽に耳を傾けています。
そこに雑音となる携帯の通知音などが鳴れば、聴衆にとって不快であることは容易に想像できます。
映画館も同様ですね。
コンサートも映画館もソレを楽しむ為に代金を支払ってますからね!
ただしかし、電車では多くの方が移動の為に乗っていて、その電車が奏でる線路と車輪の摩擦音やレールの隙間に車輪が入った時の所謂「ガタンゴトン」の音を楽しみに代金を払ってる人は少ないでしょう。
っていうか、そんな人そもそもいるんですかね?
そもそも五月蝿いことが悪いことか
以前は電車内で五月蝿い人がいて、嫌だなーとか気分を害したことがあります。高校生の時なんて押した押さないで手足の出る喧嘩したなんてこともありましたよね。あくまで聞いたの話ですが。
その時ってどんな自分だったかなーと思い返すと、常に「イライラ」して疲れていたんですよね。
たまに海外の電車でサックス吹いて車内を盛り上げたりするような動画もありますが、これはエンターテイメント性高くて面白いですよね。すごく好き。ぜひ遭遇してみたい。
日本の電車であの出来事が起きたらどうなるんでしょうね?
みんな嫌な顔をして睨むようにその人を見つめるのか、それとも誰もが嫌な顔をして知らんぷりするのか、勇気ある人が文句ありげにいちゃもんつけに行くのか。。これもこれでぜひ遭遇してみたい。
みんな疲れてるのかな?イライラしてるのかな?
五月蝿いこと自体、全然悪いことじゃないでしょ!
結局なぜそれがマナーなのか?
ここからは考察ですが、結局前習えでまっすぐ一列に皆一様に並んで、誰にも迷惑をかけないということが「正しい」という慣習なのか、もはや暗黙の了解という名のルールがあるように思います。
そして、人前では自分の意見は言わない方が安全だ、恥を書くことは一生の汚点である、取り返すことのできない過ちである、というような勘違いもそこにある。
それが「日本人の美徳」なんでしょうか。
「こうあるべき!」という理想像や、人の言うことが正しいという概念に捕らわれてないだろうか。
繁盛しているお店は案外型破り
前職も含め仕事柄、周りには美容院を経営される方が多く、そのほとんどが「美容院は癒し空間である。だから静かでリラックスできる非日常空間を提供するべきである。」という考えを持ってる方が多いと感じています。
僕が知ってて繁盛している美容院は案外そういう雰囲気じゃないお店が多いです。
行くといつもお店が賑やかで、ワイワイ盛り上がってる感じ。入っただけでなんか楽しい気分になれちゃうような美容院も結構な数あります。
どっちが正しいという答えはないけど、なんか形に捕らわれてる事が多かれ少なかれあるのでは?と疑問が湧いてきます。
それでは、明日から電車内で元気良く通話をします!
とは、ならないわけで。
人が嫌がることをわざわざやろうとは思わないわけですが、未来的に電車内でみんな笑ってワイワイ話している・通話をしているような未来があればもっとハッピーになるんじゃないの?って思うわけです。
先日「ニホンジン、イツモミルダケ」と言われて、日本人は国際的にもシャイな民族だと思われているんだなと感じてなんか悔しいですよね。
結局何が言いたいのかといえば、もっと明るくいこうよ!ってことですね。