蓮舫議員と居酒屋でグチるダメリーマンは重なるところがある

皆さん、コロナ自粛の中いかがお過ごしでしょうか。

我が家では2才半になる上の娘が突発性発疹にかかりまして、この病気自体はよくある病気なのですが「不機嫌病」とも呼ばれていて、寝ても覚めても「ヤダヤダヤダ!」と絶叫しているんですよね。これまたすごいストレスでして、夜は妻が寝かせてくれているんですが、妻は寝不足でこれまた大変そうです。妻に感謝。。

蓮舫議員がニュースに取り上げられたアベノマスク問題

さて、表題の蓮舫議員について、本日こんなニュースがありました。

蓮舫議員「もうやめましょう」 アベノマスクが東京以外は未だ配送「準備中」で…

立憲民主党の蓮舫議員が8日、ツイッターを更新。政府が配布する布製マスク、いわゆる“アベノマスク”の全国の配布状況を公表した厚生労働省のHPのリンクを添付し、「もうやめましょう。何度も言います。何度も要請」と今からでもマスク配布を医療体制維持に使うべきと訴えた。

厚生労働省のHPには、8日に更新された「布マスクの全戸配布に関するQ&A」というページがあり、「いつから配り始めますか。いつ届きますか」という質問がある。そこをクリックすると東京は4月17日から、それ以外の地域には5月11日の週から「特定警戒都道府県に順次、配送を開始し、5月中に配送を完了する予定です」となっている。

さらにマスクの「都道府県別の配布状況」というページがあり、都道府県をクリックすると、配布状況が確認できる。そのページを見てみると、発送されているのは東京都の「4月17日(金)~配布開始」のみで、他の46道府県はすべて「準備中」となっている。

いまだにほとんどの国民に行き渡っていないことに、蓮舫議員は「もうやめましょう。何度も言います。何度も要請。布製マスクを配布するお金を検査に、医療体制維持のために使いましょう」と呼びかけ、厚労省のHPを添付した。

このアベノマスクについては、466億円が投じられたが、すでに届いた人たちからは糸のほつれや、汚れ、ひもの長さが違うなどの苦情が届いたことも報じられている。

出典:デイリースポーツonline

そうそう、アベノマスクとして話題になったマスク配布ですが、話題としてはひと段落したと思っていました。というかもう、すっかり忘れてました。

で、この記事の元になっている蓮舫議員のtwitterを見てみました。

うーん、私はこの発言にすごく違和感を感じました。

政府で決めたことをなぜ批判するのか?

政治については専門ではないし、政党や政策について意見するつもりはないですが、マスク配布を決議した際には予算を何に使うかは既に検討済みだと思うんですよね。

蓮舫議員がいうように、医療体制維持のために予算を配分することも検討したはずだし、一人10万円の特別定額給付金や事業者向けの持続化給付金、話題になった和牛券などいろんな予算投下を検討した上で決議したのがマスク配布だったはずなんですよね。

いろんな案がある中で、投資対効果が高いのがアベノマスクであると判断して決議に及んだはずです。

それを何を今更話を蒸し返すのか。

医療体制維持よりもアベノマスクへ予算が回ったのは、その際に医療体制維持(蓮舫議員の案)への予算を通すだけの説得力がなかったのではないか?と思えてしまいます。

居酒屋でグチるダメリーマンと似た「不毛な意見」

居酒屋で会社の愚痴や上司の愚痴を言っているダメサラリーマンと似てるなぁと思うんですよね。

会社の方針、部署の方針へ文句を言う、上司や同僚への愚痴を言う。一人一人に思いや志しがあるのは素晴らしいことですが、組織の方針に従わないのって不毛も不毛だと思うんですよね。

船頭が北と言ったら、みんなで北に漕いだ方が早く着くに決まってます。

そんな中で「私は東だと思う」「私は西だと思う」と言ってても仕方ないわけで、それなら東に向かう船に乗り換えるか、自らの船で西に漕ぎ出した方がよいわけです。

「東に向かう船に乗り換えたら居心地が悪いかもしれない」「自分の船で西にこぎ出すには船が小さすぎる」とかそんな理由をつけて、北に向かって漕ぐわけでもない。

船頭の意見に従わない彼らは、同じ船員にとっての存在価値は何なのだろう?ただのお荷物になってる可能性だってある。

同じ船に乗っている限り、決定したことに文句を言うよりも、決定した中で新しい何かを生み出した方が良いでしょう?

北に向かって精一杯漕いで、一早く島を見つけて、先陣きって島に上陸して食糧を発見した方がよっぽど楽しいし、よっぽど信頼も集まる。

文句言ってた人間はその時もきっと「東に行けばもっと食糧があったはず」と文句を言い続けてるんだと思う。

政治だと注目を集めるためのパフォーマンスも大いにあるんだと思うけど、文句マンやグチリーマンがトップに立ったら何をやるんでしょうね?

「医療体制維持」とは具体的になんなのか?

twitterでは具体的に書いてなかったのと、蓮舫さんにそこまで興味がなかったので深堀していないのですが、「医療体制維持」って具体的に何を指すのでしょうか。

NYをはじめ、医療崩壊が起きているところでは病床数が足りずに死亡に至っていることがほとんどです。

日本の現在の病床使用率は29.1%となっていて、大阪府が発表した大阪モデルの指標でも「重症患者用の病床使用率=60%未満」となっており、病床数に関する問題は現時点では大きな問題となっていないように感じます。

居酒屋でグチるダメリーマンのほとんどが代替案を持ってないし、代替案を持っていても漠然としていたり具体性がない。さらに一番の問題は自分でやる気がない。いつでも「誰かがやれば」みたいな感じで自分ごととして考えていない。

そんなダメリーマンを誰が応援して、誰がサポートするでしょうか。

やはり代替案がなによりも大事ですね、反対意見は誰にでもできるもの。

 

とまあ、蓮舫さんについてどうこうというよりも、ダメリーマンの悪口になっちゃいました。

ところで、居酒屋でグチるダメリーマンってどこにいるんですかね?出会ったことないけど。。

三上 龍志|株式会社シンシエイト
この記事を書いた人
三上 龍志|株式会社シンシエイト
2005年からWeb制作に従事。システム開発ベンチャーでエンジニアとしてWeb開発、Webコンサルティング会社でマーケター・新規事業開発を経て2015年に当社を創業。顧客の成果に顧客よりも本気になることをテーマに、Webを通じて顧客の事業を加速させるために日々奮闘中。
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