紹介されるものが「一番良いもの」とは限らない

先日、仕事のパートナーと話していた際に「紹介されるものが一番良いものとは限らないよね」という話しになりました。

それはもうごく当たり前のことで、そもそも「一番良いもの」っていう基準が不明瞭ですもんね。人によってそのモノサシも違うし。

最近、仕事をしていると完璧なものってないんだなぁとツクヅク思います。サービスや商品によって、提供している価値はそれぞれで、それぞれ良さがあるのは事実ですが、全ていいとこ取りの完璧な商品っていうのはないですよね。おそらく世の中にありえないのではないかと思います。

僕自身も人に「紹介する」ことへのハードルは非常に高いように感じています。良いものであれば紹介するし、良くなさそうなもの・良くわからないものは紹介していないのが現実です。

パートナーと話して「紹介されるものが一番良いものとは限らない」という話をした際に気づいたことは、誰しもが同じように思っているということ。紹介される側もベストな選択肢として紹介してもらっているというよりは、選択肢の一つとして紹介を受けている。はたまた、僕自身にとっては魅力がないけれど、クライアントやパートナーはもしかしたら欲しがっているかもしれない。そう考えると、紹介しないことが相手にとって機会損失担っている可能性があるなと感じました。

紹介の仕方も様々あるので「これめっちゃいいから!絶対買いだよ!」という紹介もあれば、「気にいるかどうかわからないんですけど、」と枕詞をつけて紹介する方法もある。本音で思うことを伝えながら紹介して、そこから先は紹介された側の判断ですもんね。買うも買わないも。

 

 

紹介を上手にしていくのも楽しみだなぁと思った一件でした。

7億円の出資法違反の疑いで逮捕された山辺節子容疑者も「絶対買いだよ!」と言ってお金を集めたのかなぁ。不思議です。

 

紹介されるものが一番良いとは限らないと理解しながらも、紹介していただくに際しては、最大限のサービス・商品を提供したいと思うのも真実。

紹介してくださるパートナーの顔に泥を塗らない、ご紹介者の方にもご満足頂く、そういった三方(もしくは四方・五方)がハッピーになれるように在るべきですね。

三上 龍志
この記事を書いた人
三上 龍志
2005年からWeb制作に従事。システム開発ベンチャーでエンジニアとしてWeb開発、Webコンサルティング会社でマーケター・新規事業開発を経て2015年に当社を創業。顧客の成果に顧客よりも本気になることをテーマに、Webを通じて顧客の事業を加速させるために日々奮闘中。
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